BISがライセンスを持つステーブルコインの発行のみを許可するため、USDTとUSDCが危機に

7月17日、国際決済銀行（BIS）のバーゼル銀行監督委員会は、銀行の暗号資産へのエクスポージャーに関する最終開示報告書を発表しました。この報告書では、銀行が安定性を保つために、暗号関連の活動や流動性要件に関する定性的および定量的な報告を開示する必要があるとされています。さらに、ライセンスを必要としないステーブルコインに対する基準が厳格化されており、USDTやUSDCなどのライセンスを必要としないブロックチェーン上で発行されるすべてのステーブルコインは厳しい規制の対象となる危険性があります。また、特定のステーブルコインに対しては、好意的な「タイプ1b」の規制扱いを受けるための基準も厳格化されています。