イーサリアムステーカーの日次収入の7日間移動平均が2月中旬以来の最低点に下落

最近、イーサリアムのステーキング参加者の1日あたりの収入の7日間移動平均（7DMA）が540万ドルにまで低下し、2月中旬以来の最低水準に達しました。この指標の低下は、ネットワークへの参加から得られる報酬が減少したことを意味しており、ネットワーク活動の減少に伴う取引手数料の低下などが原因と考えられます。

イーサリアムのステーキング参加者の収入とは、イーサリアムのプルーフ・オブ・ステーク（PoS）コンセンサスメカニズムに参加し、取引を検証しネットワークを保護することで得られる報酬や収益を指します。この収入は通常、ブロック報酬や取引手数料を通じて生成され、ステークするETHの量に応じて比例配分されます。

さらに、イーサリアムネットワークの取引の7DMAも2024年2月の水準に近づいており、9月13日金曜日にはわずか115万件の取引が行われ、3月に設定された年間最高値から約13%減少しました。同時に、イーサリアムのオンチェーン取引量の7DMAは2月の水準である283億ドル付近を推移しており、3月の年間最高点から約60%減少し、1か月以上前と比較して約56%減少しています。