元ロサンゼルス副保安官が「暗号資産のゴッドファーザー」との共謀で有罪を認める
9月30日、米国連邦検事局は、元ロサンゼルス郡副保安官マイケル・デビッド・コバーグ氏が9月26日、組織犯罪および公民権侵害の共謀罪で連邦重罪の罪状を認めたことを明らかにした。コバーグ氏は警察官としての地位を利用し、「仮想通貨のゴッドファーザー」を自称するアダム・イザ氏を違法に保護し、月額少なくとも2万ドルの報酬を受け取っていた。司法取引によると、コバーグ氏は2021年に複数回にわたり法執行権限を乱用し、あるビジネスマンに銃を突きつけてイザ氏に12万7000ドルを送金させたほか、別の被害者に対して偽の薬物逮捕を画策した。この事件は、法執行機関の監視における抜け穴を露呈させた。コモド・プラットフォームのテクニカルディレクターは、「この事件は、法執行官が職務権限を超えて権限を拡大した、仮想通貨における不正行為の新たなレベルを示している」と述べた。コバーグ氏を含む4人の法執行官が、この事件に関連して有罪を認めている。主犯であるイザは詐欺により1,600万ドル相当の仮想通貨を入手し、彼の元交際相手も260万ドルの不正収益を隠匿した罪を認めている。コバーグは最高30年の懲役刑に直面しており、判決公判は2026年2月に予定されている。
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