ルミス上院議員、上院で暗号資産の税制ルールに進展があると発言

上院財政委員会の議員たちは、デジタル資産がどのように課税されるべきかを定義する法案について前進していると、暗号資産の積極的な支持者であるCynthia Lummis上院議員が述べました。

ワシントンD.C.で開催されたBTC in D.C.で火曜日に発言した、暗号資産に友好的なワイオミング州の共和党員であるLummis氏は、税制に焦点を当てる同委員会が、彼女が以前提案したアイデアを取り入れるために取り組んでいると述べました。

「私の理解では、上院財政委員会が作業中の草案には10項目が含まれており、そのうち9つは私たちの提案、もう1つは他のものです」とLummis氏は述べました。「ですので、私たちは前進していると思います。」

7月にLummis氏は、デジタル資産の税制処理を近代化する法案を提出しました。この法案には、300ドル未満の暗号資産取引による利益または損失を課税対象から除外するde minimis規定や、デジタル資産の貸付が課税イベントではないと宣言する条項などが含まれています。

Lummis氏は以前、これらの規定（多くの暗号資産支持者から支持を受けていた）を、Donald Trump大統領の大型調整法案「One Big Beautiful Bill Act」に盛り込もうとしましたが、最終的には実現しませんでした。暗号資産の支持団体は、特にde minimis免除に焦点を当てて、暗号資産の課税方法の変更を求めてきました。

火曜日、Lummis氏は、上院財政委員会の共和党および民主党のメンバーとともに、暗号資産税法案の重要性について理解を深めるために取り組んでいると述べました。

「現在、上院財政委員会のメンバーと協力し、両党でこの法案を前進させるために取り組んでいます。」Lummis氏は、Ron Wyden上院議員（オレゴン州・民主党）が「素晴らしいパートナー」であることも付け加えました。

今後の公聴会

上院財政委員会は、水曜日に「デジタル資産の課税を検証する」というタイトルの公聴会を開催する予定です。証人としては、Coin Centerの政策ディレクターであるJason Somensatto氏や、ASKramer Lawの創設メンバーであるAndrea S. Kramer氏が予定されています。

この公聴会は、議員たちが今後の政府閉鎖の脅威に直面している中で行われます。もし議会が10月1日までに予算に合意できなければ、政府閉鎖が発生する可能性があります。

もし政府閉鎖が発生した場合でも、上院財政委員会でのデジタル資産税に関する公聴会は予定通り続行されると、上院財政委員会のスポークスパーソンがThe Blockに確認しました。