イーサリアムのコア開発者Dankrad Feistが退職し、ステーブルコインのLayer 1プロジェクトTempoに参加

ChainCatcherの報道によると、市場の情報筋によれば、著名なEthereum開発者であるDankrad Feist氏がEthereum Foundation（EF）を離れ、StripeとParadigmがインキュベートする決済特化型Layer 1プロジェクトTempoに参加したことが発表されました。Feist氏は2018年にEFに参加して以来、顕著な貢献を果たしており、Layer 2の拡張性を高めるためにDankshardingのシャーディング設計を共同で創出したことで最も知られています。今年初めには、Ethereum Foundationの複数分野における戦略アドバイザーにも任命されていました。

Feist氏は、TempoはEthereumと「高度に一致」しており、いずれも同じパーミッションレスの理念に基づいて構築されていると述べ、Tempoのオープンソース技術はEthereumエコシステムに容易に統合できるとしています。Ethereum創設者のVitalik Buterin氏はこれに対し、「Dankradは優れたリサーチャーであり、今日私たちが知るEthereumに極めて貴重な貢献をしてくれた」とコメントしました。