ビットコインマイニング企業のIonic Digitalは、米国での新規株式公開（IPO）を計画しており、米証券取引委員会（SEC）に登録届出書の草案を提出した。

ビットコインマイニング企業のIonic Digitalは、米国での新規株式公開（IPO）を計画しており、米国証券取引委員会（SEC）に登録届出書の草案を非公開で提出した。同社は、IPOの時期と条件は未定で、SECの審査プロセスと市場状況次第だとした。今回の提出は、Ionic Digitalの上場計画推進の取り組みにおける最新のステップとなる。同社は約1年前の2024年10月、取締役会の再編と監査役の変更により、IPOプロセスを再開した。Ionic Digitalは、Celsius Mining LLCが破産手続きを経てマイニング資産を再編し、社名を変更した後に設立された会社として、2024年初頭に設立された。同社は設立以来、IPOに向けて投資家の信頼回復と財務透明性の向上に取り組んできた。先月、Ionic Digitalは初の通期財務結果を発表しました。2024年12月31日までの11か月間で、同社のビットコインマイニング収益は1億3,840万ドル、純利益は4,010万ドル、調整後EBITDAは8,500万ドルに達し、年末時点で同社は2,393ビットコインを含む合計2億7,180万ドル相当の現金とビットコインを保有していました。