Rippleの暗号資産投資額、ウォレット技術企業Palisadeの買収で40億ドルに到達

Rippleの買収の連続は月曜日にも続き、同社はカストディおよびウォレット技術企業Palisadeを買収しました。

同社は今年これまでに複数の企業を買収しており、4月にはプライムブローカーHidden Roadを12.5億ドルで、ステーブルコインプラットフォームRailを2億ドルで買収しています。Rippleは月曜日、「投資、合併、買収を通じて暗号資産エコシステムに約40億ドルを投資した」と述べました。

先月、RippleはGTreasuryを10億ドルで買収し、数兆ドル規模のコーポレートトレジャリーマーケットを開拓し、最大級かつ最も成功している企業顧客へのアクセスを得ることを目指しました。

Palisadeの買収により、Rippleは「フィンテック、暗号資産ネイティブ企業、法人向けのカストディ機能を拡大できる」と声明で述べています。RippleはPalisadeの買収詳細については明らかにしていません。

「企業は次の大規模な暗号資産導入の波を牽引する態勢が整っています」とRippleの社長Monica Longは声明で述べました。「Rippleの銀行グレードのボールトとPalisadeの高速かつ軽量なウォレットの組み合わせにより、Ripple Custodyは長期保管からリアルタイムのグローバル決済、トレジャリーマネジメントまで、あらゆる機関ニーズに対応するエンドツーエンドのプロバイダーとなります。」

Rippleは「Palisade Walletsは柔軟なAPIを提供し、マルチパーティ計算（MPC）ウォレット技術の迅速な統合を可能にする」と強調し、Palisade Custodyは「完全に規制された機関グレードのデジタル資産保管を提供する」と述べました。

Rippleは公式にはXRPの創設者とは見なされていませんが、人気の暗号資産との密接な関係で最もよく知られています。PalisadeはXRP、Solana、Ethereumと「深い」統合を持っていると同社は述べています。