VCI Globalが1億ドル相当のOOBトークンを購入、Tetherが最大株主に
ナスダック上場企業が、Tetherが支援する暗号通貨決済企業OobitのネイティブトークンであるOOBトークンを1億ドル分取得します。取引完了後、TetherはOobitの持分を通じてVCI Globalの最大株主になる見込みです。
マレーシアを拠点とするテクノロジーコンサルティングサービス企業VCI Globalは、Tetherが支援する暗号決済企業OobitのユーティリティトークンであるOOBトークンを1億ドル分取得する計画を発表しました。
取引の構造によると、VCI GlobalはOOB Foundationへの制限付き株式発行を通じて5,000万ドル相当のOOBトークンを取得したと、同社は火曜日の声明で述べています。トークンの公開ローンチ後、二次市場でさらに5,000万ドル分のトークンを購入する予定です。
Nasdaq上場企業である同社は、 この取引によりTetherが最大株主になる予定であると述べました。
「私たちは単なるデジタル資産取引を完了するだけではありません」とOobitの会長Moshe Schisserは述べています。「この組み合わせは、成長を加速し、私たちのエコシステムの実世界でのユーティリティを拡大する大きな可能性を秘めています。」
1億ドルの取引完了後、VCI Globalは暗号イニシアチブを監督し、OOBトークンのユーティリティを既存のAI、フィンテック、主権データプラットフォームに統合するための専用デジタル財務部門を設立する計画です。
トークンのリブランド
一方、OOBトークンは現在大きな変更が進行中です。Oobitはトークンの旧名「OBT」からリブランドし、今週EthereumからSolanaへのトークン移行を行っています。リブランドされたトークンは11月12日にローンチ予定です。
OOBはOobitを支え、加盟店のPOSシステムでタップ・トゥ・ペイの暗号取引サービスを提供します。OobitはSolana共同創設者Anatoly Yakovenko、CMCC Global、468 Capitalなど他の複数の投資家からも支援を受けています。
VCI Globalは、テクノロジーと金融アーキテクチャを統合し、主権対応のデジタルエコシステムを開発するクロスセクタープラットフォームを開発・拡大する多角的持株会社です。
10月31日、VCI Globalは 500万ドルの資金調達を発表し、同社は登録直接募集で機関投資家に1株あたり1.8ドルで株式を販売しました。
Yahoo Financeのデータによると、VCI Globalの株価は火曜日にNasdaqで26.55%下落し1.3ドルで取引を終えました。過去1ヶ月で株価は65.79%急落しています。
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