Worldは暗号通貨決済とエンドツーエンドの暗号化チャット機能を追加した「スーパーアプリ」をリリースした。

TechCrunchによると、サム・アルトマン氏が共同設立した分散型生体認証プロジェクト「World」が、アプリケーションの新バージョンをリリースし、エンドツーエンド暗号化チャットの統合やVenmoのような仮想通貨の送受信機能など、いくつかの新機能を導入したとのことです。開発チームが「スーパーアプリ」と呼ぶこの新アプリは、エンドツーエンド暗号化を備えたWorld Chatを搭載し、Signalと同等のセキュリティレベルを提供します。また、チャット相手がWorldシステムによって認証済みかどうかは、色付きの吹き出しで表示されます。この機能は、ユーザーが認証を促し、チャット相手の真の身元を確認できるようにすることを目的としています。デジタル決済に関しては、新アプリは仮想通貨の送受信機能を拡張し、給与の受け取りや仮想銀行口座への直接入金が可能になりました。これらの決済方法を使用する際に、Worldの認証システムを経由する必要はありません。