トランプ大統領の経済政策が中間選挙に役立つかどうかについては疑問が残る。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、トランプ大統領は大統領執務室でのインタビューで、数千億ドル規模の投資確保に向けた取り組みを力強くアピールし、これらの資金がアメリカ経済の変革に役立つと主張した。しかし同時に、これが来秋の選挙で共和党の政治的優位につながるかどうかは予測不可能だと認めた。共和党が11月に下院で敗北するかどうかを問われると、トランプ大統領は「確かなことは言えない。この資金が実際に効果を発揮するのはいつになるか分からない」と答えた。そして、その効果は第2四半期に現れるかもしれないという予測にも言及した。経済への懸念はトランプ大統領が2024年の選挙で勝利する上で有利に働いたが、ホワイトハウス復帰以降、彼の経済政策に対する有権者の評価は悪化している。トランプ大統領は物価を引き下げると明言しつつも、既に引き下げたと主張した。「数ヶ月後の選挙について話し合う頃には、物価は好調になっているだろう」と述べ、インフレは民主党のせいだと非難した。