【Bitpush Daily News Selection】ロイター：Nasdaqが正式に5×23時間取引を申請へ；トランプ氏、bitcoinアプリSamouraiの開発者Keonne Rodriguezの恩赦を検討すると発言；Forbes：Elon Muskの純資産が6,700億ドルを突破；bitcoinネットワークのアクティビティが過去12ヶ月で最低水準に

Bitpush編集部が毎日厳選するWeb3ニュース：

【Reuters：Nasdaqが正式に5X23時間取引を申請へ】

Bitpushの報道によると、Reutersが伝えたところでは、Nasdaqは米国証券取引委員会（SEC）に対し、株式の24時間取引サービスを開始するための書類を月曜日に提出する予定です。Nasdaqは株式および取引所取引商品（ETP）の取引時間を、現在の週5日・1日16時間から23時間に延長する計画です。

Nasdaqの「5X23」新モデルは、2つの主要な取引時間帯に分かれます：

①日中セッション：米東部時間午前4時から午後8時まで。この時間帯は、プレマーケット、通常取引、アフターマーケットを含み、通常取引の開始ベル（9:30）と終了ベル（16:00）は維持されます。

②ナイトセッション：米東部時間午後9時から翌日午前4時まで。この時間帯では、午後9時から深夜0時までに執行された取引は、次のカレンダー日の取引と見なされます。

新しい計画によれば、取引週は日曜日午後9時から始まり、日中セッション終了後の金曜日午後8時に終了します。

【トランプ氏、BitcoinアプリSamourai開発者Keonne Rodriguezの恩赦を検討すると発言】

Bitpushの報道によると、Decryptが伝えたところでは、米国大統領トランプ氏は、有罪判決を受けたSamourai Wallet開発者Keonne Rodriguezの恩赦を検討する意向を示し、この事件について既に把握していると述べました。トランプ氏はRodriguezの事件について同メディアに「この事件について聞いたことがある。検討してみる」と語り、その後、同席していた米司法長官Pam Bondiにも「この件に注目しよう、Pam」と述べました。

RodriguezはSamourai Walletの開発に関与したとして、先月連邦刑務所で5年の実刑判決を受けました。このツールは、Bitcoinユーザーが資金を第三者に移すことなく取引のプライバシーを確保できるものです。彼は今週金曜日に連邦刑務所に収監される予定です。

【Forbes：Elon Muskの純資産が6,700億ドルを突破】

Bitpushの報道によると、Forbesが伝えたところでは、今月初め、Musk氏のロケット会社SpaceXが株式公開買付（TOB）を実施し、企業評価額を8月の4,000億ドルから8,000億ドルに倍増させました。この動きにより、Musk氏の個人資産は1,680億ドル増加し、月曜日時点で推定6,770億ドルに達しました。

このTOBは、SpaceXが2026年にIPOを計画しているタイミングで行われ、IPO時には企業評価額が1.5兆ドルに達する可能性があります。IPOに依存しなくても、現在の評価額で計算すると、Musk氏が保有する約42%のSpaceX株式は彼の最大の資産となり、3,360億ドルの価値があります。彼がTeslaで保有する12%の株式は約1,970億ドルの価値です。また、xAIは2,300億ドルの評価額で新たな資金調達を交渉中とされ、ForbesはMusk氏がxAIの53%を保有し、その価値は約600億ドルと推定しています。現在、Musk氏は2位のLarry Page（Google共同創業者、純資産約2,520億ドル）を4,250億ドル上回っています。

【Bitcoinネットワークのアクティビティが過去12カ月で最低水準に】

Bitpushの報道によると、The Blockが伝えたところでは、年末が近づく中、Bitcoinネットワークのアクティビティが過去12カ月で最低水準に落ち込み、アクティブアドレスの7日間移動平均は66万件まで減少しました。季節的な減速が予想されていたものの、複数のネットワーク指標が弱含みとなっています。現在、アクティブアドレス数は2024年12月以来の最低水準であり、当時はOrdinalsやRunesの投機ブームでネットワークアクティビティがピークに達していました。

ネットワークアクティビティの低下は、マイナーの経済状況にも下押し圧力を与えています。マイナーの日次収入は第3四半期の平均5,000万ドルから約4,000万ドルに減少しました。これらの収入のほとんどはブロック報酬から得られており、取引手数料からの収入はごくわずかで、Bitcoinブロックスペースの需要が限られていることを浮き彫りにしています。

アナリストによれば、Bitcoin取引の構成に異例の動きが見られます。現在、Runes取引がネットワーク全体の取引量に占める割合が増えていますが、総手数料収入への貢献は5%から10%にとどまっており、ブロックスペース需要への懸念が高まっています。Bitcoin取引量の半分がほとんど手数料を生まない場合、ネットワークの利用率と価値創出の間にミスマッチがあることを示しています。

【MetaMaskがBitcoinのネイティブサポートを追加、マルチチェーン化を推進】

Bitpushの報道によると、The Blockが伝えたところでは、EthereumウォレットのMetaMaskはマルチチェーン展開を継続しており、現在Bitcoinをネイティブにサポートしています。MetaMaskユーザーは、法定通貨でBitcoinを直接購入し、Bitcoinネットワーク上でオンチェーン送金を行い、ネイティブEVM資産やSOLとBitcoinの交換が可能となりました。

最新バージョンのMetaMaskは、まずネイティブSegWitアドレスをサポートし、「まもなく」Taprootアドレスのサポートも追加予定です。ConsenSysのCEOであるJoseph Lubinは10月のインタビューで、同社がMASKトークンの発行を積極的に進めていると述べましたが、具体的な発行日は未定です。月曜日に発表された声明によると、MetaMaskでBitcoinを交換するユーザーはMetaMaskリワードポイントを獲得できます。

【BlackRockがデジタル資産幹部7名を追加採用、グローバル暗号戦略を加速】

Bitpushの報道によると、Coindeskが伝えたところでは、世界的な資産運用大手BlackRockは、7名のシニアデジタル資産スペシャリストを採用し、暗号分野での展開を強化しています。そのうち6名は米国、1名はシンガポールに配置されます。米国のポジションは、700億ドル規模のBitcoinトラスト（IBIT）を含むiShares暗号通貨ETF製品ラインの拡大に注力し、シンガポールのポジションはアジア市場戦略の推進、長期的な機会と「先発的な大規模投資」に焦点を当てます。今回の採用は、ETF、資産のトークン化、ブロックチェーン金融分野におけるBlackRockの体系的な拡大をさらに示しています。

【BitMineが先週102,259ETHを追加取得、Tom Leeは市場の回復開始を指摘】

Bitpushの報道によると、公式発表でBitMineは、保有する暗号資産、現金総額および潜在的投資資産の総価値が132億ドルに達したと発表しました。米東部時間12月14日午後6時時点で、同社の暗号資産保有は以下の通りです：3,967,210ETH、193BTC、3,800万ドル相当のEightco Holdings（NASDAQ: ORBS）株式、および現金総額10億ドル。

BitMineは引き続きEthereumの保有を着実に増やしており、過去1週間で102,259ETHを新たに取得しました。BitMine会長のTom Leeは、2025年には米国議会による有利な立法の可決、規制環境の改善、ウォール街からの支援強化など、デジタル資産分野で多くのポジティブな進展があると述べています。