暗号サービスがXiaomiスマートフォンに統合へ

Seiブロックチェーンの開発チームは、中国のテック企業Xiaomiとの戦略的パートナーシップを発表しました。この協力の一環として、ブランドのすべての新しいスマートフォンには、デジタル資産を扱うためのアプリがプリインストールされます。この取り組みは、中国本土および米国以外で販売されるモバイルデバイスのみに適用されます。

このイニシアチブのもと、Seiの暗号資産サービスはXiaomiエコシステムに直接統合されます。デバイスには、暗号資産の安全な保管用アプリ、P2P暗号資産送金サービス、分散型アプリへのアクセスプラットフォームが搭載されます。

Jeff Feng（Sei Labs共同創設者）によると、この取り組みは暗号資産の利用をマスマーケット向け消費者デバイスのレベルに引き上げることを目的としています。アプリのプリインストールは、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、東南アジア、アフリカで開始されます。Feng氏は、これらの地域が暗号資産インフラが発展しており、Xiaomiデバイスの人気が高いことから選ばれたと述べています。

両社の次の協力ステップは、Xiaomiの小売およびデジタルネットワーク全体でのステーブルコイン決済の導入です。両社は、Xiaomi製品の購入にUSDCや他のステーブルコインの受け入れを検討しています。最初のパイロット導入は2026年第2四半期に香港と欧州連合で予定されており、規制要件を満たす他の法域へのさらなる拡大の可能性もあります。